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物理過去問

【物理 傾向と対策】慶應義塾大 理工

慶應義塾大学 理工学部の物理の傾向と対策です.

※ 2024年2月公開の記事を,2025年度入試までを踏まえた最新の分析で更新しました(2026年7月).

YouTube LIVEアーカイブ:【🚀直前ブースト配信🔥】慶應理工 物理 - 近年の傾向振り返り&試験場での心構え

全体像

  • 2020年頃より解きづらい問題が減り,近年は標準的な出題で落ち着いている印象.慶應理工の受験生にとって難しすぎないレベルで,解きやすい問題と差がつく問題が適度に配置されている.点差がうまく分布するような試験になっているだろう.
  • 基本問題〜典型問題をしっかり得点した上で,思考力(解法の判断力)の必要な問題で上積みを狙うような受験生が上位に来るだろう.後述のように時間配分も重要になる.
  • 目標:6割〜7割(均等配点を仮定).上位層は8割以上も狙える
  • 計算・メモの注意:問題ページに余白が少ないため,雑に書かずに整然と書いた方がよい(スペースの節約になり,ミスも減る).また,余白ページに移って計算する際にミスが起こりやすいので,書き写す際には要注意.

第1問 - 力学

  • 頻出テーマ:単振動と衝突を絡めた問題,2物体系(保存則と束縛条件の連立,相対的な見方への切り替えを含む),非等速円運動,見かけの重力,単振り子.
  • 設問難易度:幅広い難易度の設問が用意されている.慶應理工の受験生にとって標準的な設問が大半であるが,基本的な設問や時間内に解き切るのが困難な設問も含まれる.
  • 問題構成:大問全体が2〜3のセクションに分かれており,独立に解ける場合が多い.
  • 解答戦術:力学で時間を使いすぎると理科の試験全体が厳しくなってしまう.解きやすい設問を確実に埋め,難問に拘りすぎない方針が特に重要.

※ 2物体系で保存則と束縛条件を連立するような本格的な出題が度々あるが,時間内に計算を正しく正答するのは困難な場合も多い.

第2問 - 電磁気

  • 頻出テーマ:電磁誘導,回路(特にコンデンサ絡みや電気振動).
  • 問題構成:各設定で幅広く理解を問うように設問が作成されている.難易度の高い設問も時折見られるが,上位層は完答に近い得点も狙えるだろう.
  • 解答戦術:まず全体像を把握することが重要.流れに乗っていけば高得点も狙える.

※ 例えば電磁誘導であれば「誘導起電力の計算→回路と運動の状態の決定→エネルギー収支の考察」の全てが問われるイメージ.思考の枠組みをしっかり身につけている受験生ほど取り組みやすいだろう.

第3問 - 熱・波動・原子

  • 熱力学:一部工夫された設問も見られるが,標準的な出題が多く,高得点が狙いやすい
  • 波動:難問ではないが,正確で手早い処理が問われる出題が多い印象.無理せず取りやすいところで確実に得点したい.
  • 原子物理:若干の工夫は見られるものの典型問題の範疇に収まる出題と考えてよい.これも高得点を狙える

2026年度入試について

2026年度も傾向に大きな変化はなく,近年の安定した出題方針を踏襲しました.当日の詳しい所感は note の入試速報をご覧ください.

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