JUKEN7物理講座のコンセプト
◆ 全講座に通底したコンセプト
インプットからアウトプットまで一貫性のあるカリキュラム
JUKEN7物理講座は,基礎のインプット・定着トレーニング・アウトプット練習が全て一貫したカリキュラムとなっています.学習は,インプットの次はアウトプットというように単純には進まず,インプットとアウトプットが互いに連携しながら「らせん的に」進むものです.これらが一貫していることで,最高の効率で最大の成果を上げることができます.また,効率を追求することが自学自習の時間も確保できるようになります.
知的好奇心を刺激し,モチベーションの維持をサポート
効率を追求した授業では飽きてしまうのではないかという心配はご無用です.物理学史や現実での応用例,さらに他の学問との関わりなど,多岐にわたる話題を提供し,知的好奇心を刺激します.物理を学ぶ楽しさ・喜びをシェアすることで,学習意欲が保ちやすいと好評です.
自己思考の時間の確保
限られた時間の中で入試を突破し,その先につながる力を身につけるためには,他人に教わる部分は最小限に効率的に進め,自己思考の時間を確保することが大事だと考えています.効率的な講義だけを受講することにより,自学自習の時間の増やすことができます.自分自身でじっくり考えてみたり,手を動かしてみたりすることは,思考力の涵養・計算力の向上に不可欠です.
※ 朝から晩まで非効率な授業,土日も補講や模試とがんじがらめの受験生たちを多く見てきました.それで将来自立するための力は身につくでしょうか.若者たちがもっと自由に自分の能力を伸ばせる環境づくりに寄与したいと願っています.
全体最適を考慮した汎用的な解法を伝授
特定の問題に最適な解法が,別の問題には通用しないこともあります.局所最適な解法ではその場の納得感は得られても,全体最適を考えたときには効率が悪くなります.JUKEN7では汎用的な解法を重視しています.また,その解法へ至る思考プロセスも明確にします.このように学ぶことは,学習姿勢・考える力そのものを養い,結果的に大学入学後も役立つと確信しています.
※ 一貫性のないバラバラの解説を読むことにより混乱し,効率が下がったり,学力が低下しかねない状況にある受験生の悩みをたくさん見聞してきました.このような現状を打破したいと考えています:その場限りの解法の説明ばかり受けてします / 複数の教師からバラバラな説明を受けてしまう / 解答に一貫性のない問題集等に取り組んでしまう(市販の汎用問題集では複数人の執筆者が統一感なく解答を作成しているものも多い)
『真の特講』
基礎を高度に整理・統合し,真の学力を展望する,JUKEN7物理の真髄を体現し,最多受講者数を誇る講座です.
難関大志望者向けの最強講座
旧帝,東工,早慶,慈恵,慶医などの難関大入試に対応.
基礎を再確認し,実力を一段階引き上げる
必須の知識・スキルを体系的に整理し,思考力(=解法の判断力)を強化.基礎がある程度身についた方の実力をさらに引き上げます.
初見問題への対応力を養成
統合された基礎力を土台に,初見の問題に対応する論理的思考法を網羅的に提示し,網羅します.思考力(=解法の判断力)とは何か明確になり,それを自分のものにできるはずです.
思考力強化に特化したオリジナル問題
シンプルでミニマルな設定・問題文・設問のオリジナル問題(一部有名問題を除く)で,効率的・効果的に思考力を集中強化できます.
全40題の精選問題+補助講義
40題の解説講義(1題1時間程度)に加え,難関大受験に重要なテーマを扱う補助講義付き.
「基幹物理」シリーズ
学習意欲の高い標準〜難関大志望の受験生に最適な本質に触れ,確固たる基礎力を築く講座です.学力の本質とは何か,基礎力とは何かを明確に学ぶことができます.基礎講義から実践的な演習まで段階的に進み,学力を着実に伸ばせる構成になっています.
標準レベルの入試対策は,本講座と過去問演習だけでOK!
入試物理ファンダメンタルズ(基礎講義)でのインプット,標準演習での定着トレーニング,典型入試演習での実践的アウトプット練習まで,すべてが揃ったオールインワン講座です.標準レベルの入試対策は,本講座と過去問演習だけで充分な内容なので高コスパでもあります.さらに,理解を深めたり,弱点を補強するための集中講義や補講も充実しています.
※ 通常の塾・予備校の通期講座や季節講習のすべてがセットになっていると考えてください.適切なインプットが行われなかったり,演習が別料金であったり,問題数が不足したりする心配も一切ありません!
入試物理ファンダメンタルズ:必須知識・スキルを効率よくインプット
入試物理ファンダメンタルズ (FNDs) は,入試で必須の知識とスキルを正確に効率よくインプットするための基礎講義です.
- タイパを追求した簡潔で要点を捉えた講義.
- 躓きやすいポイントは丁寧に説明.
- ノートがそのまま自分専用の参考書に.
- 要点のまとめも板書するので,身につけなければならないことが明確.
- 例題を通じて《問題の解き方》も具体的に学習.
- テキスト不要で,スマホさえあればいつでもどこでも何度でも受講可能.
基礎のインプット学習時に,副読本として検定教科書「物理基礎・物理」もしくは「チャート式」もご参照されることをオススメします.また,基礎の復習・整理に講師笠原著『物理の解法フレーム』(かんき出版)も併せてご活用ください.
※ 動画完結ですのでテキストはありません.ノートを取りながら受講して下さい.
※ 直前期の最終チェックに見直すのもオススメ!試験場での安心につながります.
※ 『物理の解法フレーム』内の例題も取り上げていますが,書籍をお持ちでなくてもよいように配慮しています.
標準演習:効率よく量をこなす目的特化型オリジナル問題
各単元で身につけるべき知識・スキルの習得に特化したオリジナル問題で,効率よく演習を積めます.
- FNDsで学んだ内容をさらに深掘りし,理解を徹底.
- 豊富な演習量と効率を両立.
典型入試演習:良問演習で基礎力を得点力へ
実践的なアウトプット練習を通じ,基礎力を得点力へ結びつけます.
- 標準レベルの過去問から学習効果の高い良問を精選.
- 得点力に直結する典型的な問題を優先.
受講アドバイス
◆ パック受講のおすすめする理由
- 全ての分野を最も効率の良い効果的な方法で学べる.
- 最高級の講義だから続けられる.
- これだけやれば良いという安心感.
- 効率よく学習することで,過去問演習にも充分に時間が割ける..
時間的 / 経済的な制約もあるため.無理強いはできませんが,学習の効果・効率を考慮するとパック受講が理想的.
- 標準大受験生は,「標準物理パック」がおすすめ.
- 難関大受験生は,『真の特講』まで含む「難関物理パック」が推奨.
◆ 単科受講での講座選び[標準編]
- 標準大受験生が単科受講される場合には,「基幹物理シリーズ」から選択するのがよいでしょう.
- 得意分野を伸ばすか苦手分野を埋めるかは,個々人の状況や性格に応じて決めてください.
- 一般論としては,どの分野についても平均的に学力を身につけた方が入試では有利ではあります.
『基幹物理① -力学・熱-』のみの受講
- 物理が苦手教科となっていて,どのように学習したらよいか分からないといった方は,まずは力学の学習を通じてきっかけを掴んでください.
- 力学の学習を通じて物理の考え方・学習の仕方を身につけることで,他の分野の学習法も見えてくるはずです.
『基幹物理② -電磁気-』のみの受講
- 「力学はある程度できる」という方には電磁気がオススメです.
- 電磁気は多くの受験生が苦手とする反面,解法が少なく努力が得点に結びつきやすい分野です.
- 特に標準レベルの入試では典型問題の類題が多い(にも関わらず解けない人が多い)ので,電磁気を固めるのが効果的です.
『基幹物理③ -波動・原子-』のみの受講
- 多くの受験生が波動分野でつまずくのは,作図のパターン化ができていないことが原因です.
- 波動が特に苦手な方は,こちらでカバーするのがおすすめです.
◆ 単科受講での講座選び[難関編]
とにかく特講!
- ある程度基礎学力が身についている場合,『真の特講』のみを受けて難関大に合格した卒業生も多い.
- 笠原著書『物理の解法フレーム』で基礎的な知識・スキルや解法を確認しながら進めるのがオススメ.
- 弱点が発見された場合は,必要に応じて各基幹講座を受講してください.
特講+基礎講義
- 『真の特講』と合わせて,基礎講義「入試物理ファンダメンタルズ」だけ受講する方法もあります.
- これにより,インプットが不正確である心配が払拭できます.
- 中間レベルの演習は,『物理の解法フレーム』も活用しつつ,お手持ちの問題集で補強してください.
特講+電磁気
- 『真の特講』と合わせて『基幹物理② -電磁気-』を受講する方も多数いらっしゃいます.
- 誰もが苦手とする電磁気を徹底的に強化し,得点源にすることができます.
- 難関大受験は力学・熱力学が得意な方が多いでしょうから,電磁気で差をつけにいくのはよい戦略でしょう.
- 中間レベルの演習は,『物理の解法フレーム』も活用しつつ,お手持ちの問題集で補強してください.
特講+波動
- 『真の特講』と合わせて『基幹物理③ -波動・原子-』を受講する戦略をとる方もいらっしゃいます.
- 波動分野の特に作図を用いた考え方が苦手な難関大受験生を多数見てきました.
- 物理は得意だが波動が弱点になっている…というような方はこのような受講が効果的でしょう.