#共通テスト #物理 #2024年 #追試験 #くにごろう #JUKEN7
平均点:62.97 / 標準偏差:22.82
◆ 第1問 – 小問集合
[問1]⑤*
外力を加えた三角台の傾かない条件.
剛体が倒れる条件.倒れる直前の力のモーメントのつりあいを立てる.
一般論としては,力のつりあいと力のモーメントのつりあいから,垂直抗力の作用点を求められるようにしておく.
[問2]⑤ / ③***
単原子分子理想気体の平均運動エネルギーを温度で表す.
[問3]④*
屈折の法則と全反射.ごく基本的.
[問4]⑦*
ローレンツ力について.荷電粒子の運動の様子から磁場の向きを逆算する.
[問5]⑦*
原子核の質量が与えられた上で,核反応においてエネルギーが放出されるか判断する.また,半減期についての簡単な計算.
◆ 第2問 – ペットボトルロケットに関わる探究
[問1]⑥
液体の体積の保存に基づいた考察.図を描いて考えることが大切
[問2]② / ①
密度が与えられた上での液体の質量の計算.また,気体がした仕事.
[問3]⑨*
#現象理解
液体の運動エネルギーの増加分が気体によってされた仕事に等しいことを判断し,立式する.
[問4]④*
指示に従って運動量保存則を立式する.
※ 選択肢が8つあるが,運動エネルギーの形の式を含む半分の選択肢が死に目なので,実質4択.
[問5]④**
ここまでの結果を組み合わせて,ロケットの受ける力が重力より大きい条件を求める.
◆ 第3問 – 弦の固有振動に関わる実験
’21第2日程に続き弦の固有振動に関わる問題.設問内容は異なるが,グラフ処理が含まれるところも同じ.
実験から弦を伝わる横波の速さを表す式を推定するという趣旨の問題だが,結果の式を知っているため,データ処理を行わなくても解答できてしまう.
[問1]⑤
電流が磁場から受ける力の向きを問う.また,弦の中心部に外力を加えて共振させたときに,そこが腹になることを判断する.
※ よく考えると難しい気もするが…
[問2]③
3倍振動の波長を問う.ごく基本的.
[問3]②
#データ処理
腹の数$n$を横軸に,振動数$f_n$を縦軸にとってプロットしたグラフが与えられた上で,グラフの傾きの物理的意味を問う.グラフの考察は不要で,$f_n$の表式が書けていればよい.
[問4]②
#データ処理
色々グラフが与えられているが,$f_3$と張力$\sqrt{S}$が比例関係になっていることを読み取る.ただ,グラフを読まずともその結果自体を知っているはず.
[問5]④
#データ処理
今度は表から,$f_n$が弦の太さ$d$に反比例することを読み取る.この結果も知っていたはず.
◆ 第4問 – 等電位線や抵抗率についての探究
[問1]②*
大きさが同じで逆符号の2つの点電荷の周囲の等電位線を選ぶ.特別な地点での電位に注目して選べばよい.電気力線を描いてしまって,それと直交する曲線を考えてもよい.
[問2]⑤
等電位線と電気力線について正しい文章を全て選ぶ.
[問3]①**
電流が流れる導体紙上の電位分布が与えられている.その上で電場・電流の概要を判断する.
[問4]⑥*
一直線上の電位分布から電場を求める.電場と電位の関係を用いる.
[問5]①**
電場と電流を用いて抵抗率を表す.