情報Ⅰ

デジタル表現・コンピュータ 第205問

PCMと標本化定理・圧縮形式の用途

音のデジタル化とデータの圧縮について述べた文として最も適当なものはどれか.

  1. 1 PCM(パルス符号変調)は,音の波形を標本化・量子化・符号化して数値の列で表す. 正解

    正しい.PCM(パルス符号変調)は,波形を一定間隔で測る標本化,測った値を決められた段階に当てはめる量子化,2進法の符号に置き換える符号化という手順で,音を数値の列として表す方式である.

  2. 2 AACで圧縮した音声は,解凍(展開)することでもとの品質に戻すことができる.

    誤り.AACは非可逆圧縮の音声形式で,圧縮のときに一部の情報を捨てている.解凍(展開)してももとの品質には戻らず,同じ方式でより小さなデータ量に圧縮するほど音質の劣化は目立ちやすい.

  3. 3 標本化定理は,量子化の段階を何段階にすればよいかを定めるための考え方である.

    誤り.標本化定理は,もとの音に含まれる最高周波数の2倍より高い標本化周波数で標本化すれば,もとの波形を復元できるという考え方であり,時間方向の細かさについての定理である.量子化の段階を定めるものではない.

  4. 4 JPEGは音声のため,AACは静止画のために作られた圧縮形式のことである.

    誤り.JPEGは主に写真などの静止画,AACは音声に用いられる圧縮形式であり,用途が入れ替わっている.なお,MPEGは動画と音声の圧縮・符号化に関する規格群である.

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