情報Ⅰ

デジタル表現・コンピュータ 第162問

音声データの編集と保存

部活動の演奏を録音し,音声データを編集して発表に使うときの扱いとして最も適当なものはどれか.

  1. 1 録音した後で標本化周波数の設定を高い値に変えれば,録音時の音の細かさが戻る.

    誤り.標本化周波数は録音のときに1秒間に何回値を取り出すかを決める値であり,後から設定を上げても,取り出されなかった情報は戻らない.

  2. 2 編集は複製したファイルに対して行い,録音したままのデータも残しておく. 正解

    正しい.圧縮や編集では元に戻せない変更が加わることがあるため,録音したままのデータを残しておくと,やり直しや別の形式への変換ができる.なお,どの音をいつどのくらいの強さで鳴らすかという演奏情報を記録するMIDIは,音の波形を記録した音声データとは別の形式である.

  3. 3 量子化ビット数を小さくしても,音の振幅を表す段階数は変わらない.

    誤り.量子化ビット数を小さくすると,振幅を表す段階数が減って精度が下がり,元の波形とのずれが大きくなる.

  4. 4 編集して保存し直すたびに非可逆圧縮をかけ直しても,音質は保たれる.

    誤り.非可逆圧縮は人が気づきにくい情報を捨ててデータ量を減らす方式なので,圧縮と保存を繰り返すと劣化が積み重なることがある.

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