情報Ⅰ

データ活用 第128問

代表値の使い分け

ある町内会10世帯の年収を調べたところ,10世帯の金額はすべて異なり,1世帯だけ突出して高く,残り9世帯は近い金額にそろっていた.突出した1世帯の影響を抑えて大多数の世帯の典型的な年収を示したい.この目的に用いる代表値として最も適当なものはどれか.

  1. 1 中央値.極端に大きい1世帯の影響を受けにくく,大多数の実態に近い値になる. 正解

    正しい.この目的には,極端な値の影響を受けにくい中央値が適している.分布が大きく歪んでいるときの代表値の定石である.

  2. 2 平均値.すべての世帯の値を計算に使うので,代表値として最も情報を反映している.

    誤り.平均値はすべての値を使う一方,突出した1世帯に引っ張られやすく,代表値として不適切になりやすい.

  3. 3 最頻値.同じ金額の世帯が最も多いので,代表として選ぶのにふさわしい.

    誤り.本問では同額の世帯がなく,特定の金額が最も多いとはいえないため,最頻値は代表値として定められない.

  4. 4 最大値.どの世帯の年収も下回らない値なので,代表値として安心して使える.

    誤り.最大値はデータ全体の代表値ではなく,1世帯の特殊な値を示すにすぎない.

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