匿名化の手法
アンケート回答を公表する前に行う匿名化について,最も不適切な説明はどれか.
-
1 氏名や電話番号など,直接個人を識別できる項目の削除は,匿名化の基本的な手法である.
適当.氏名・電話番号などの直接識別子を削除するのは,匿名化の基本的な手法である.ただし,他の項目から個人を特定できないかも確認する必要がある.
-
2 個々の回答に代えて,個人が特定できない年齢層別の平均値などの集計値を公表する方法がある.
適当.個人が特定できない集計値だけを公表すれば,個々の回答を公表せずに全体の傾向を伝えられる.このような統計情報は,法令上の匿名加工情報とは区別される.
-
3 住所を市区町村,生年月日を年代に置き換えるなど,項目の粒度を粗くする手法がある.
適当.住所や生年月日などの粒度を粗くするのも匿名化の手法である.公表時には直接識別子の削除などと組み合わせ,個人が特定されないか確認する.
-
4 氏名を伏せ字にすれば,電話番号や詳しい住所を残した個票もそのまま安全に公表できる. 正解
適当でない.氏名を伏せても電話番号や詳しい住所から個人が特定されうるため,そのまま安全に公表できるとはいえない.複数の項目の組合せにも注意する.
用語集へ